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「それじゃあ、私達、行ってきます」
「へっへー、クリス、ビビってきゃーきゃー言うんじゃねぇぜ!」
「言わないわよっ♪」
まぁ、当然の反応である
クリスご一行が森へ入るとブルーがほんの少し奇妙そうな顔をしていた
「なんで、クリスはあんなに誇らしげだったのかしら……」
相変わらず察しがいいブルーはクリスの企みを早くに見付けることが出来た
「おばけとか、きっと全然怖くないやね、すごかぁ…」
「………そうだね」
薄々ルビーもかんずいていて
グリーンは最初から必ず思惑があると思っていたため、最初からわかっていた
「まぁ、いいわ、楽しませていただきましょう!」
森の中からゴールドの悲鳴が聞こえる
そんなゴールドを後ろから見るシルバーとクリス
「クリス、心なしかどや顔なのはなんでだ?」
「あら、気のせいよ、シルバー!」
シルバーも気づいていた
「レッドさん、レッドさん、これやっぱりクリスさんでしょうか?」
「そりゃ、こんなことできんのはクリスぐらいだろ」
「ですよね!」
クリスの作戦と知らずにいるのは、今のところ二人のみ…
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