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「それは、その…………まぁ、えっと………レッドさんです………けど…」
ゴニョゴニョと語尾を濁らせる
「やっぱり!一途やね!」
「あら、それは、サファイアもでしょ!」
「えぇ!?そ、そんなことなかよ、ブルーさん!」
「だって、ルビーって幼なじみなんでしょ?じゃあ、もっと一途じゃない!」
「……そ、それは………そうですけど……ゲホッ…」
焦って食べていたため途中で喉に詰まらせる
「まぁ、それはいいとして……クリスみたいな真面目な子がまさかゴールドを好きになるなんてね…」
「わ、私がいつ、いつ、ゴールドを好きなんて言ったんですか!!」
「言ってないけど、みてりゃわかるわよ、だって今だって挙動不審だし!」
アイスティーを掴む手が若干震えていたり、ガムシロを入れ過ぎたりするほどの動揺をしている
「さすが、素敵ですね、先輩方!」
プラチナがぱぁっと笑って答える
「プラチナはそういうのは……」
「ないです」
「いや、でもちょっとは…」
「ないです、はい、ネタが尽きたようなので怖い話でもしましょう!(ニコニコ」
(さ、避けられたっ!)
(逃げたっ!)
さっさと話題を変えようとするプラチナだが
案外こんな話題だけじゃ続かないとして案外全員がノリ出したという
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