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「おーい!みんなぁ!」
「あ、レッドさん、イエローさん!二人がなかなか来ないのでレッドさんとイエローさん以外のバトルおわっちゃいましたよ?」
「えぇぇぇ!……ってかごめんサファイア…」
「ごめんなさいルビーさんっ!」
イエローとレッドは二人に一生懸命謝る
「そんな、僕らは……ねぇ?」
「そうったい!明日に持ち越しになったと、明日必ず勝つったい!」
サファイアとルビーはにっこり笑って二人を見る
「ありがとう!」
「ありがとうございます!」
「そんなことより、イエローさん、あっちでビーチバレーをしとるとに、一緒にやらん?」
「あ、行きます!」
イエローは、サファイアと一緒に走っていく
「……お互い大変な彼女をもつと疲れますよね…」
ルビーがぽつりとレッドに言う
「…へっ!?//いや、イエローは彼女じゃ…///」
「へぇ…………じゃあどうして昨日はあんな廊下で抱き合ってたんですか?」
ニヤッとした顔でルビーがレッドを見上げる
「うっ………あれは、その………///」
「くすくす……レッドさん、イエローさん好きなんですよね?僕の目は騙されませんよ?」
レッドは、こういうことに関してはルビーがものすごい恐ろしいと感じたという
「………まぁ、嫌いじゃないよ………かわいいし、素直だし、いい子だし………俺には、勿体ないよ…」
レッドが海の家のベンチに腰掛ける
「……そうですか?」
ルビーは、はしゃぐサファイア達の方を見て言う
「うん、きっとグリーンとかの方がお似合いだよ」
「………やっぱり鈍感ですね、案外そんなことないかもしれませんよ?」
「あはは、そんな馬鹿な………俺は、イエローを助けただけだし、ただのかっこいいお兄ちゃんってだけだろ?」
あははと笑うがそれもほんの少し自嘲気味だった
「いいじゃないですか、告白は、ただですよ!」
「そうだなぁ、よし、ルビーポケモンバトルしようぜ!」
「えっ!?勘弁してくださいよ………」
「えぇ、じゃあ、ミツル!アイスくれ!三人で食おうぜ!」
「あ、いいですね!」
熱射病になってしまうため海の家でバイトをしているミツルを呼んで三人でアイスを食べていると向こうから船がやってきた
「おーい!みんなぁ!元気にしとったかいなぁ!いろいろおもろいもん持ってきたでぇ!」
船に乗っていたのは、マサキとナナミさんと博士だった
「みんな久しぶりじゃのぅ」
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