act.10やっと二日目

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「なぁ、マサキ………」 「なんや?」 「グリーンってイケメンだよなぁ………」 「!?な、なんや、レッド!その気に走ったんかっ!アカン帰ってきぃや!」 ガクンガクンとマサキはレッドの肩を掴んで前後に揺らす 「いたいいたい、違うよマサキ………俺なんかよりさぁ、イケメンのグリーンの方が好きな奴、多いよなぁ………って」 「そんなことあらへんって、わいはレッドもかっこいいと思うで!イエローにも聞いてみぃや!」 「いや、イエローはきっとグリーンの方がかっこいいって言うよ………」 「なんでやねん、そんなことあらへんよ……昨日やって大変やったらしいやんか……今日は、ちなみに、ダイヤ達のところに泊まることになったで!」 「話が噛み合ってないしっ!………ま、いっかこれ食ったら花火だぜ!」 「せやな!この火ぃ、残しとくわな!」 「あぁ、ありがとう」 マサキとレッドが一緒に鉄板を片付けているとブルー達が外に出てくる 「さぁ、花火するわよ!」 「おぉっ!」 「俺、二本持ちぃ!」 「あ、ズルいです!」 「後で、線香花火対決しませんか?」 「俺、そのピッカピカのやりてぇ!」 「火ぃ頂戴火!」 「火傷すんなよ!」 「ねぇ、パールー鼠花火って面白いよね」 「鼠花火と打ち上げは、後でやるから、さっさと手持ち片付けちゃいなさい!」 「マジで!?やったぁ」 「鼠花火って何ですか?」 「やっば、これ違うのにすればよかった」 「け、煙がっ………ケホッケホッ」 「大丈夫かい?ミツルくん?」 「中に入ってた方がよかね」 ワイワイとしながら花火をみんなでやる
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