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「クリスタルさーん!」
「エメラルドくん、どうかしたの?」
今までやいやい言い合っていたクリスとゴールドは言い合いをやめてエメラルドの方を向く
「実はさー、こいつの捕まえ方が……」
と図鑑を指差しながらエメラルドが説明する
「あぁ、それなら……」
とクリスも専門的な話に入っていく
話にのれないゴールドはだんだんイライラしてきていた
言い争ってはいても
相手にされないのは、ゴールド的には釈然としないようである
「だぁあああ!んなのテキトーにやりゃいいんだよ!」
「テキトーでどうにかできるのはあなただけよ!」
「そうだそうだ、もっと頭を使わないとー、ゴールドさん♪」
エメラルドが嫌味たっぷりの笑みを浮かべてゴールドに反論する
「な、ん、だ、と?エメラルド……てめえもっかい言ってみろ、そしてクリスから離れろ」
「やぁなこった!!もう一回言うのもクリスタルさんから離れるのも却下」
「はぁ?」
「いい加減やめなさい!二人共!!」
「「はい………」」
クリスが怒鳴るのと同時に二人はしおしおと縮まり、クリスからお説教を受けたという
「ブルーねぇさん」
「なぁに?シルバー」
「砂の城を作ってみました」
「あら、上手じゃない」
ブルーに褒めてもらいシルバーは少し照れながらも今だ砂の城を作っている
「なにやってんだ、お前らは」
「シルバーが砂の城作ったのよ、すごいでしょ!」
「ん?あ、あぁ……」
グリーンは半ばあきれ気味に二人を見ている
一様近くに腰を下ろすが何をするあてもないのでそのまま二人を見ていた
「ちょっとグリーン!ただ座ってるんだったら、一緒にお城作るわよ」
「は?なんで俺が……」
ぶつぶついいながらもグリーンが参加する
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