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「卵卵卵卵卵!」
「あ?どうしたんだダイヤ?」
「あや、あのね~、卵がないんだよ~」
「卵………ですか?」
「うん………ってお嬢様ぁ!それ、それだよ!」
ぽかんとしながら自分の両手をプラチナが見つめる
そしてはっとしたように両手に抱えていた2パックの卵をダイヤに差し出す
「ごめんなさい、ダイヤモンド……私がぼーっとしていて………」
「いいんだよ~、でもお嬢様がぼーっとするなんて珍しいね~」
「確かにな、ダイヤならわかるけどお嬢さんがぼーっとすんなんて、寝不足か?」
「いえ、大丈夫です………ただ、大人達に囲まれたパーティーなら何度も出席していますが同世代の方とのパーティーは初めてなんです………だから」
「そっか!じゃあとっても楽しみだね!」
「はい!」
「じゃあ作ろうぜ!なんたって20人分のケーキに20人分の料理だからな!」
「そうだね~、急ごうか!まず、パールとお嬢様でケーキを作って欲しいな~、僕は料理を作るから」
「おう、任しとけって!」
三人は料理をテキパキと作っていく
幸いにもこのキッチンはとても広いため三人で調理してもまだ余裕で10人入れるスペースがあったため効率はとてもよかった
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