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みんなが準備にとりかかっているその頃レッドとイエローは………―――
「やっと着いた!ここが町かあっ!」
「すごい!町を見下ろして海が見えます!きれいな町だなぁ」
山道を登り少し下った峠で二人は町を見下ろしていた
町は西欧風の街並みでひときわ目立つ建物もなく
お互いがお互いに気遣ったように建つ家がなんとも言えない美しさを放っていた
「あ、あれが市場じゃないですか?」
「みたいだな!よし、あっちまで行こう」
「はい!」
町の中にひときわ人の集まる場所
リオネ市場
この島唯一の町にある唯一の市場だ
この町ルナタウンの前にかかれている看板には
海に向かって輝く月光の町
と書いてあった
「イメージまできれいだなぁ」
「だな、お、着いたぜ!何買うんだ?」
「………えーと」
イエローはポケットからメモを出す
「……うわ、なんか多そうだな」
「はい、ちょっと大変なので帰りは少し重いかもしれません」
「…………じゃあ、ゴンに持ってもらうか」
「…………あぁ!その手がありましたね!じゃあ、僕もゴロすけに持ってもらいます!買うものがたくさんあるので分担しませんか?」
「いいぜ!」
イエローはさりげなくプレゼント類の部分を残し書いていない方のメモをレッドに渡す
「じゃあ、お昼にまたここで落ち合いましょう!」
「おう!また後でな!」
レッドとイエローはバラバラに買い出しに向かった
「よし、上手くいったぞ!チュチュ!急いでみんなに頼まれたプレゼントを買いに行こうっ!」
「チューッ!」
お金を渡されたイエローはみんなを代表してプレゼントを買いに出かける
「すっげぇ!なにこのでかいエビっ!かっけぇ!」
レッドは食品生活雑貨をみて買うものを探す
その途中で声をかけられた魚屋で目を輝かしていた
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