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正午――
レッドとイエローは大量の荷物を持ってさっき別れた場所に戻ってきた
「よ、イエロー」
「レッドさん!そういえば、さっき博士から連絡があったのですが…どうやら車で迎えに来てくれるそうです!」
「本当か!?助かったぜ……いくらこいつらがいてももちきれないし、ゴンとギャラだしたら絶対迷惑だし……困ってたんだ」
レッドも両手に荷物をもち後ろにいるニョロも荷物を抱え、ピカに至っては尻尾にまで荷物を引っ掛けていた
「あぁ………すみません……レッドさんの方が荷物が多かったですよね……」
レッドのもつ荷物の量を見てイエローはちょっとしょんぼりしている
「いや、イエローのせいじゃないって!………ほら、博士が来るまでさ……飯食おうぜ!な?」
しゅんとしているイエローを励まそうとレッドは必死にイエローをご飯に誘う
「………そうですね……あ、僕も少し持ちます!まだちょっと空いてますよ!」
イエローが手を広げて、まだ持てますよー
アピールをする
「………うーん……じゃあさ、これをさ……イエローが左で持って………俺がこれを右で持つ……と」
「え?レッドさん、僕の右手が空いてますよ?」
「うん、こうすればいんじゃない?」ニコッと笑ってレッドがイエローの右手を自分の左手に重ね手を繋ぐ
「ふぇっ!?れ、れれれレッドさん!?/////」
「たまにはいいんじゃん?こういうのも……二人っきりだしさ!」
ニコッと笑いかけるレッドにイエローはすでにショート寸前であった
「………こんなの………ずるいですよ……///」
「へへ、でもなんかこれじゃデートしに来たみたいだなぁ………」
ブルーの言葉を思い出してレッドが笑う
「………そうですね」
「さ、なんか食べよう!イエロー何食べたい?」
「………うーん……パスタ!」
「オッケー、行こうぜ!」
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