act.12誕生日会

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「すっげぇえ!!」 この感嘆の声の主はレッド 近くの海でポケモンショーをやっていると聞き二人でやってきた 「な、な!イエロー!あのカイリューかっけぇぞ!」 「………そ、そうですね……」 イエローにとってカイリューにいい思い出がないためか感嘆しつつも顔が引きつっていた 「今回のショーのポケモンたちはポケモン芸能プロダクションの有能な……」 司会で話しているのは黒い長い髪をした白い帽子を被った女の子 ハキハキとしゃべり、腕にポカブを抱えている この女の子と今後関わることになるとはこの時のレッドとイエローにはまだわからなかった 「楽しかったですね!」 「うん!あ、あれ、博士じゃない?」 「あ!」 「おーい、イエロー!レッド!荷物をはやく乗せてしまってくれ」 「はーい!」 レッドとイエローは博士の元に急ぎ 車に荷物を乗せる 「ふぅ、重かったぁ!」 「あ、そうそう、この車ガス欠しそうじゃから、ガスを入れてくるから、その間遊んでいてくれ!ここでまた待っているから」 「そっか!わかった!いこーぜイエロー!」 「はい!」
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