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取り急ぎ部屋を飛び出す残念なクー。
赤髪を捜しだし、一瞬で沈める。
「はあ~…頼むぜ鬼畜カナ帰ってろよ?」
深いため息を吐いてから、アパートに戻るクー。
「遅いです。本当に残念な不良です」
「帰れよ鬼畜カナ!」
「まだ謝罪されてません」
クーは肩を落としてカナの前に進み出た。
「…がっついてすいませんでした…」
「全く残念な不良です。気持ち悪いので今日は帰ります」
出ていこうとするカナを、とりあえず抱きしめるクー。
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