夏の始まり

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「それでさ・・・」 竜美が赤面をスケッチブックで隠している春川に尋ねた。 「あの、黒板の絵すごいよな。俺、マジで尊敬するよ」 すると春川は胸ポケットから黒鉛筆を取り出した。 そして、それでスケッチブックに文字を綴った。 『ありがとう』 。
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