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飯も食い終わり、自分の部屋。
一体、あの声はなんだったんだ?
今日、路上で拾ったカードを見ながら考えていた。
想瑠「雷皇龍ジーク・ヴルム……ね」
?『お前は兄に会いたいか?』
想瑠「!?……誰だ!?」
?『俺か?そうだな……秘密だ』
ほー秘密さんね……っておーい!!普通名乗るだろ!?
?『まぁ。俺に会えたら教えてやる。それより兄に会いたいか?』
こいつ心読みやがった!!
想瑠「別に」
?『そうか、そうか。会いたいか……ならば俺について来い。会わせて……………は?』
ようやく気づいた。上機嫌で話す声の主は阿保なのかも……。
?『…会いたくないのか?』
想瑠「ああ」
?『……どうしてだ?』
想瑠「そもそも生きてるの?行方不明から13年も経っているんだぞ?顔も知らないのに会う気にならんわ!!」
?『なるほど』
なに納得してんの?こいつやっぱ変!!
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