4人が本棚に入れています
本棚に追加
それから
俺達は家に帰った
その頃には夜中の2時を軽く過ぎていた
とても眠い
5時頃起きるのは無理かも知れないが
寝ないと1日持ちそうにない
体はもうクタクタで
下手すれば授業中でも居眠りしてしまいそうだ
只でさえ馬鹿なのに
勉強せず寝てたら本物の馬鹿になってしまう
まぁ、でも……そんなことも考えてる余裕は………ない
限界だ……寝よう
たまには弁当じゃなくても……いいか……食堂にでも………行こう
視界は暗転
睡眠に入って
1日の疲れを取り払った
起きれば7時
珍しく妹の春に起こされた
セットした目覚まし時計が効果無く
春の方を起こしてしまったそうだ
俺は制服に着替えて
朝ごはんを作ろうとキッチンに向かったが
テーブルにはしっかり朝ごはんが用意されていた
洋食
バターロールパンにコーンスープ、
軽く炒めたサラダ
それも4セット
これを用意した人物
その人はキッチンに立ってコーヒを入れていた
漆黒の腰まである長い綺麗な髪に
スラッとした長い足
黒いスーツに身をに纏う
背の高い女性
エプロン姿がとても似合う
彼女は……
女性「おはよう、秋くん」
女性は俺に気付き振り返りざまに
挨拶を投げ掛けてくる
母の笑顔……この人が母親だ
秋「おはようございます、姉さん」
最初のコメントを投稿しよう!