我がまま娘

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俺ら外出てて良いかなぁ? っと言い出そうとした途端―― バシャっ! 個室のカーテンが開いた もう決まったか? っと思う事も出来ずに 秋「あ……ああぁぁぁぁぁぁぁ!?」 恭弘「あ……」 個室に背を向ける恭弘 光「どう?似合う?」 似合う?じゃねぇ!? 可笑しいだろ! 何で下着姿状態の阿希を 差し置いて 自分達の買った服を広めしてんだよ! せめて、阿希に服を着せてやれ! 深夜「どう?」 何でお前まで! 制服で変わってないから! 光を止めろよ! 阿希「…………………」 あぁあぁ…… なんか落ち込んでるし まあさっきの会話からだと 理由も聞かずにわかるし とりあえず 秋「もう良いんだよな?買って次行こうぜ……」 次の予定は……買い食いパラダイスだ 秋「ほら、阿希…たこ焼き食べに行くぞ?」 たぶん 阿希はたこ焼きが好物のようだ 冷凍物のたこ焼きを 弁当に入れておいたら 最後に残して幸せそうに 頬張っていた 阿希「たこ焼き!?」 目を輝かせて 掴み掛かってきた 大好物の様だ でもさ いつまでも下着姿でいるなよ 秋「ほ…ほら、早く…着ろ……」 阿希「えっ?あっ!?」 ストレートが鼻に当たった 痛い…… やべ…鼻血出てきた…… 光「鼻血!阿希ちゃんの裸見て鼻血だしてるぅ!」 えぇぇぇぇ!?
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