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恭弘「そう言えば、良く宿題間に合ったね?秋」
恭弘の柔らかいスマイルは
俺を見ていた
まぁこのメンバーなら
当たり前か…
秋「奇跡だった…アレは奇跡だ」
恭弘「へぇ~、頑張ったんだ?」
関心関心っという様に
腕を組み二回頷く
深夜「奇跡じゃない、私が手伝った」
秋「ネタバレ良くない!」
深夜「嘘は良くない」
秋「馬鹿!」
何故か分からないが
自分なりに可愛く言ってみた
深夜「………キモチ悪い」
秋「うっわ、ひでぇ」
分かってた事だから
笑って返す
深夜の表情は
いつもと同じ無表情だが
どことなしく柔らかい
恭弘はいつもと変わらない
柔らかスマイル
光は…、変わらない
にこやかスマイル
ちなみに
恭弘のスマイルは
変わった所を見た事ない
色々と怖いな…
分からないってのは
秋「やっぱ、宿題は一人でやるのは辛いな~」
深夜「そんなの秋だけ、世界は秋に都合良くは出来てない」
秋「宿題を手伝ってくれる奴が家にいればなぁ…」コソッ
誰に聞こえない声で
こっそりと呟いた
たぶん、
これが引き金になったのかも知れないし
違うかも知れない…
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