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恭弘「そんな事言われても、僕が選ぶと大変な事になるからさぁ~………」
恭弘は教室のドアを見る
ドアのガラスに無数の人影…
それに加え無数の女の子の声が…
あぁ、なるほど
アイドルの出待ちですか
モテる奴は良いねぇ
恭弘「やれやれ…」
「ちょっと皆、耳かして」
光「なになに」
深夜「?」
秋「うぃ」
三人で恭弘に耳を傾けると
恭弘は小さく囁いた
恭弘「明日から、辺り一杯にひらひらが居るのは僕は嫌だから、手伝って」コソッ
光「どうするのん♪」
恭弘「窓から脱出」コソッ
秋「………はぁ?」
恭弘「窓から脱出」キリッ
大丈夫かお前?
ここ3階だぞ!
飛び降りて、打ち所が悪ければ
死ぬぞ!
恭弘「そうならない様に皆に頼んでるんだよ」
秋「へぇっ?」
何をすれば良いんだ?
深夜「あ…!」
恭弘「深夜は分かったみたいだね」
深夜「待ってて、準備してくる」
準備?
何の?脱出のか?
どうすれば良いんだ?
恭弘は教室の後ろ端
つまり
俺の席の真後ろにある
掃除用具入れの中に入って
隠れた
深夜「行こう」
秋「?」
光「ほへぇ?」
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