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秋「はい、通りますよ~」 わずかな通り道を抜けると 深夜と光が待っていた 深夜「遊んでないで」 秋「いや、遊んでないから」 深夜はプイッと顔を背け 中央階段に向けて歩きだした 光「何したのかにゃ~?」 何故かニヤニヤしながら 猫口調で尋ねてきた 秋「何って、何かした俺?」 光「う~ん、鈍感な所は休みの間でも変わらなかったねぇ♪」 ??? 今にも頭の上で 疑問符がクルクルと回りそうだ だが回りだそうとする前に 疑問符は消えた 何故なら 考えるのを止めたからだ 秋「さ、深夜の後を追うぞ!」 光「~♪」 光は楽しそうにニコニコと 中央階段前で待つ深夜の姿に ステップ混じりの早足で近づく 俺もそれに続いて 歩きだすけど 背中に視線を感じた 先程の女の子達、数人が俺に視線を飛ばしていた 禍々しい視線ではなく 戸惑いの様な不安の様な 良く分からない 複雑な視線だと感じた 秋「まぁ、良いか」 再び、深夜の方へ足を進める 光は既に深夜と合流しており 俺も二人と合流すると 誰もいない中央階段を降りながら 話し始めた
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