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深夜「べ、別に!何頼む?」
深夜は笑顔で返し
メニュー表を光と一緒に見ていた
秋「………?」
深夜の反応が気になっ……た、けど………
恭弘「………」ニコニコ
秋「お前は何故、無言で俺を見て微笑んでるんだよ?」
正直、寒気がする
恭弘「馬鹿だな~って」
馬鹿だよ?
それが何か?
っと思いつつも
寒気のする笑顔を
華麗にスルーしながら
店内を見渡す
外から見た通り
客の入りは上々
空き席は、わずか数席
見える席だけで
椅子が二つ、三つ空いてる程度
親父から話しを聞いた時は
少し心配だったけど
"心配無用"と、言ったところか?
店内を見回して気付いたけど
意外と男の客が多かった
ただ、俺個人の思い込みかも知れないけど
喫茶店って言うと
女の子がワイワイ喋る場所
って認識がある
まぁ、だからと言って
男が入ってはいけないって事は無いんだけど
イメージ的に……ね?
何かイベントでもやってるのか?
男性客に向けの
なんだろ?
カランカラン
何かそれらしい物を探して
店内を再び見渡していると
出入口のドアが開いた
入って来たのは……
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