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秋「コッチは小さい脳みそをフル回転させて考え事してんだよ!」 「邪魔すんな!!!」 腹にこもった苛立ちを 全て、声量、力、言葉に 乗せてブチ撒けた と、言うより 出ていた 恭弘「同意見だよ」 「そんなベタベタなナンパ、アニメか漫画でしか見られないよ」 「正直、それで引っ掛かる女の子は…居ないよ」 恭弘はそっちの事を 怒る訳か? まぁそれは良い…今は この、キレ出しそう―― 不良A「何だとこの野郎!」 キレちゃいました 秋「あ、いや……」 不良B「ブチ殺してやる!」 不良の一人が 掴み掛って来た 秋「いや、あのね…ちょっとねぇ…あまりにもウザかった…あ、ヤベ」 不良B「ふざけてんじゃねぇぞ、このガキ!!」 腕を振り上げて 今にも振り降ろそうとしている 秋「危ないから、下げようよ…ね?」 嚇しの拳なんざ 怖くも何ともない… ただ怖いのは… 忘れ掛けてたの事を 思い出す事… 不良A「お、お前ら可愛い娘連れてんじゃん?」 不良C「おホントだ?」 不良D「どう?俺らとどっか行かない?こんな奴らと居ないで俺らと遊ぼうぜ?」
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