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深夜と光に不良達が 詰め寄る 光「えっ…あ……」 光は対応に困り おどおどしている 深夜「………フンッ」 見向きもせず そっぽ向いてる らしいっちゃ、らしい…かな? 不良E「行こうよっ、ねぇ!」 深夜と光の手を 無理矢理引っ張り上げる 不良達 秋「おい、アンタら!いい加減にしろよな!」 不良B「黙れ。殴られたいか?」 「嫌なら、大人しくしてろ?」 秋「………」ボソッ 不良B「あぁあ?何だ?言いたい事ならハッキリ言えよ、チキン!」 恭弘「ダメだよ、挑発に乗っちゃ」 静かに落ち着いた恭弘は 俺を止める だけど 自然と拳に力が入る 昔の癖だ… ムカつくとすぐに頭に血が登る 秋「…なせ…」ボソッ 不良B「あぁあ?ハッキリ言えよ」 恭弘「ダメだ、秋!」 多分、もう我慢できない 不良B「ハッキリ言えよ!このクソガキ!」 秋「深夜から…手を放せぇ!」 恭弘「止めろ!秋」 不良B「!!??」 俺の精一杯、力の籠った拳は 俺に掴み掛っていた不良に 思いっきり振りかざしていた ガシッ だけど拳は、その不良の鼻先で停まった
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