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カランカラン 新井「さぁ、君達も今日は帰ってくれ」 新井さんは 残った不良達に帰る様に促した 不良A「帰れ?ふざけんな!客に対してそ――」 新井「帰れ」 不良は新井さんに 力強い目力に圧倒され 黙って次々と店を出ていった 力を使わず不良達を追い払った 俺とは違い 強い人だ…… 新井「お客様、お騒がせして、申し訳ありません」 「よろしければ、このままごゆっくりして行って下さい」 店の中に居た客達は にこやかにそれぞれ席に着いた ホントに凄い人だ…… 恭弘「……座ろっか」 恭弘に促され 席に着く 深夜や光も一緒に座った 秋「深夜、光、大丈夫か?」 光「うん」 深夜「………」コクッ 深夜は黙って小さく頷いた そういえば 何か忘れてる気がする 新井「ごめんよ、秋くん…と、その友達のみんな」 秋「どうも、久しぶりです」 恭弘「どうも、」コクッ 光「初めまして」コクッ 深夜「………」コクッ それぞれ 挨拶を交わしながら頭を下げる それにしても 深夜は…なんか笑えるな 口に出すと こずかれそうだから 心の中だけで
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