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私「誰かいるのかしら?」 見た所、普通の家の様だし 寝てる間に誘拐なんて事はないみたいだし 私「探してみるしかないわね」 私は誰かを探しに動くために ベッドから足を下ろそうとした、が… ザクッ 私「痛っ!?」 足の指に痛みを感じ ベッドの上に足を 反射的に引っ込めた チクチクと痛みがあり 足の裏を確認すると 小さな小さなガラスの破片が 足の人差し指に刺さっていた そのガラスの破片を ゆっくり引き抜くと ぷくぅっと 血が出て来た それを見た途端 背筋がゾクゾクっと 寒気がした 血を見るのは苦手だ 私「何でこんなガラス片が?」 ガラスの正体を知る為に さっき、足を下ろした場所を ベッドの上から覗き込む そこには 木で型どられた 長さ2m無い位の長方形の枠の様な物と 大小様々に散らばった ガラスの破片が鎮座していた 大きなガラス破片に 私の顔がハッキリと写っている どうやら 姿鏡が倒れて割れたらしい ガラス破片の先がこちらを差している それを見て 血の気が引いた アレを踏んだらっと思うと… 私「うぅ…こわい…」プルプル
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