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とりあえず降りないと… でも、どうしよう? 小さい破片だって散らばているはず 小さいとどこにあるか分からないし むやみに歩るけない… 何か敷く物があれば… 辺りを見回す… 特になかった どうしよう、と頭を掻こうとしたら 何か布の様な物が ペタリと頬に触れた 私「あっ…」 それは、私が目を覚ました時に 綺麗に私に掛かっていた タオルケットだった ……これだ! ずっと握り持っていて少しシワが出来ている が、私には関係ない 何せ、私のじゃないんだし・・・ まず長方形のタオルケットの 幅の広くない辺の端と端を掴み 広げる・・・ 広・・・ひろ・・・ひ・・・ 私「広っ!?」 思いの外、でかかった・・・ 両手いっぱいに広げてやっと、ピント張りがでる だけど、それでも幅の狭い辺・・・ どれだけデカイのよ この大きさのタオルケットを使う奴は?
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