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入院も何度もしている
手術をした事もあった
食事制限や色々あって
そのせいで
今のコイツの
体は細身になっていた
昔と比べると
違いが分かり易い
運動は医者からは止められてはいないが
自主的に控えている
体に負担を掛けない為もある
それ以前に
少し走るだけでも
息を切らせて
倒れ込んでしまう事がある
秋「体重は？」
深夜「凄い真っ直ぐな質問、女の子にするのは失礼」
少し冷たい声色だが
いつもの事
周りからは暗い奴と見られているが
本当はかなり明るい性格している
秋「どうせ、羨ましがられる位しかないんだし、いいじゃん」
深夜「そうゆう問題じゃない…」
深夜の事は分かっても
女の子の事は分かりません
深夜「1キロ落ちた………」
秋「え？あ、あぁ…」
最後に聞いた時は
38キロだった
そこから引くとしたら…
いつも
出来るだけ増える様に
してるのだが
秋「やっぱり、増えないな…」
深夜「…うん」
あぁ、なんか雰囲気が
暗くなってきた
無理、この微妙な雰囲気
他の子なら「良かったね」で終わるけど
深夜の場合はそんな事言えない
何とかしよう…
あぁ、そうだ、軽いなら…
秋「それじゃあ、どれ？」
俺は深夜のすぐ後ろに立った
ちなみに
俺は力持ちな方だ
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