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今思うと
昨日はまともにご飯を食べていない事に
気付いた
阿希「・・・・・・・・・」
秋「ふん・・・、まだ、時間はある
か」
秋は鼻で溜め息をして
リビングの真ん中に置かれた
テーブルの
さらに
その真ん中に置いてある
小さなデジタル時計を見た
つられて、私も見た
現時刻、7:10
当校時間までは少し時間がある
この世界に入ってしまっても
学校には行かなくていけないらしい
既に編入届けも出ているらしく
制服までも用意済みだとか
神様が居るんだとしたら
一言言ってやりたい
『大嫌いだ!』っと
二つの意味で・・・
神様に対しての大嫌い
っと
学校が大嫌い
という意味
まあ仕方がない事として
受け入れるしかないかな・・・
それにしても編入試験は私は受けたのだろうか
正確には、
受けた事になっているのか?
転校にはその試験を受ける必要が
あったはず・・・
まあ流れに任せるしかないけど
そんな事を考えていたら
途端にキッチンから秋に声を掛けられた
秋「着替えて来い、俺の部屋に制服が掛かっているって親父が言ってたろ」
「その間に朝飯作っておくから。ついでに妹も起こして来てくれ、お前とアイツは面識アリ状態らしいから、知らない人とは認識されないだろう」
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