我がまま娘

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放課後 今日は恭弘の奢りの日 最初はあの喫茶店「一息」で 一時間位ダラダラ過ごし そのあと 阿希の洋服類や下着類がない っと知った深夜と光は 駅前のショッピングモールで買い物 さすがに恭弘の奢りではない しっかり俺の財布から 俺の遊ぶ為のお小遣いを使った しかし 女物の洋服屋は 男女数人で入っても気にはならないが 下着類が売ってる店舗は 最悪だった…… 店の外で待っていれば良かっただろうけど 財布を預けてはいけない気がして 一緒に入った(たぶん、財布を渡しても引っ張り込まれていたかも……現に、自ら店に入った訳じゃないし) いやぁ……目のやりどころに迷う 店員からは白い目で見られるし お客の人からも 同じ様な目で見られた 一緒に入った恭弘も さすがにスマイルが歪んでいた気がする まあ、まだそれは良いとして このお嬢様方は何を考えてるんでしょうね? 自分の体じゃないからって 遊んでるんじゃないのか? 個室でサイズ合わせをしてるらしく ちょっと賑やかな個室だった 光「(さ…さらし?)」 阿希「(こ…これは!?)」 深夜「(いつの時代の人?)」 阿希「(そうじゃなくて……!?)」 光「(ていやぁぁぁ!)」 あ、さらし取られたな? 阿希「(ひやぁ!?い…いきなり取らないでぇ!?)」 なんか可愛い声でたなぁ? 深夜「(あ、私より小さい…)」 なんと!? 阿希「(…………………)」 あれ?黙っちゃった…… 阿希「(…………グス……)」 あ!?泣いた! 光「(あははは…!小さい小さい!)」 やめて、傷を広げるんじゃない! 阿希「(ひぐっ……えぐ……グス……)」 ああ……本格的に泣いちゃうぞ… 深夜「(探そ?こんな小さいサイズあるかな?)」 お前ら傷を広げ過ぎ! 大丈夫だぞ!まだ成長期に入ってないだけかも知れないからな? 阿希は個室に籠り その個室を深夜と光が出入りを繰り返す いくつかの下着を持ち込む
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