出逢い

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マスターはふと思い出したように俺達を交互に見て聞いてくる 「で2人はいつ知り合いになったんだ?」 「実はね昨日…」 愛ちゃんが昨日の事をマスターに説明する 「だからこの新入りが遅刻したんだな」 「マスター俺は純っていう名前があるんですよ 名前を覚えてくださいよ~」 ニヤリと笑ったマスターに俺は名前を覚えて欲しいので駄々をこねたら マスターは意地悪な顔をして俺に言い放つ 「昨日入った奴の名前何か知らん」 「えっ!!昨日が出勤初日だったの? 何か悪いことしちゃったね」 バツが悪そうな表情を見せる愛ちゃん 「いや、俺が時間ギリギリに出たから 気にしないで」 「うん、純が悪い」 「マスタァーやっと 俺の名前を呼んでくれましたね~」 やっと名前を覚えてくれた事が嬉しくてマスターに抱きついた  
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