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窓から入る春の涼やかな風を感じる事もなくて
俺は急いでバイトの準備をして家を飛び出した
時計に目をやると時間に間に合うか怪しい
「やばい、このままじゃ遅刻するし」
俺は近道になる公園を通ることにした
全力疾走のまま公園に入り
「きゃっ!!」
「うゎっ!!」
「「ごめんなさい!!」」
同年代くらいの女の子とぶつかってしまったので謝ったら
同時に女の子も謝ったので2人は顔を合わせ笑う
「「あの!!ケガは!?」」
2人がまた同時に言うと少しの沈黙がありまたお互い爆笑をする
やっと落ち着いた2人。そして俺は時計を確認する
「うゎ!!やべぇ!!バイトに遅刻だ!
ごめん!お詫びはまた今度必ずするから!」
そう女の子に伝えるとまた走り出す
公園を駆け抜けまた全力疾走しバイト先を目指す
「あそこだな」
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