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『俺も一緒にいいですか?』
愛のそばに居たくて救急車に同乗させてもらい
病院に着くなり愛は治療室へと運ばれた
そんな愛を見て長椅子に少し八つ当たりをしてしまった
俺が悪いのに…愛はちゃんと俺に言おうとしてたのに
『純くんあのね、私…』遊園地に着いてすぐの言葉
ジェットコースターに誘った時のすごく困った顔
ジェットコースターの安全バーが降り愛は震えながら言った言葉
『純…怖い…』『でも…私は…』
(愛は伝えようとしたのになんで
聞いてあげなかったんだ俺の馬鹿)
「君は誰だ?」
「え?」
顔を上げると素敵な男性と女性が立っていた
きっと愛の両親だろう病院に着いて愛を見るなり先生が電話をしてたから
「相川…純って言います…すいませんでした」
俺は名乗ると床に手をつけ愛の両親に向かって土下座をした
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