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真央「そう……分かった。また明日ね陽介。」
陽介「ああ、また明日な~。」
これ以上私が追求する義理も無いので、あえて深く聞かずに陽介と別れた。
†
紗耶香「ねぇ真央?ホントは山崎君一人で帰るの寂しいんじゃない?」
真央「だよね紗耶香、あいつ何か目が寂しそうだったし…。」
あれから私は紗耶香と二人で商店街を歩いていた。
紗耶香「そういえば山崎君っていつからあんなつれない人になったっけ?」
真央「えっと……いつからだっけかな?」
ああ見えて、高一の頃は陽介も私と一緒にいたことも多かった。
確かにその頃から不良の雰囲気はあったけど、今よりまだ気さくでつれない奴では無かった。
その頃には紗耶香もいたから、陽介に怯える紗耶香に遠慮して距離をとっただけだと思ってたけど、アレは流石にやりすぎよね。
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