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この文章を書いている間にも、貴方ッ! まだあの糞女と話しているわねッッ! 本当にいい加減にしなさい。「仏の顔も三度まで」なんて言いますが、何度も何度も何度も何度も会っていますね?
私は哀しい。身は張り裂け、骨は砕け、心は微塵になっています。怒りを通り越して、涙が止まりません。この手紙が届く頃には、読めなくなっているかもしれません。口惜しい。この心を解剖されたヒキガエルのように見せれたなら、きっと貴方は反省のあまり自殺を決意するでしょう。
世の中、上手くできていますね。だってそうでしょう? 貴方はまだ私の心を知らずに、生きていられる。その女も、生きていられる。
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