旅の始まり

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セーラームーン 「お待ちなさい!」 かごめ 「あなたは?」 セーラームーン 「愛と正義のセーラー服美少女戦士… セーラームーン! 月に変わっておしおきよ!」 かごめ 「セーラームーン?」 セーラームーン 「後は、私に任せて! シルバー・ムーン・クリスタルパワー・セラピー・キッス!」 そして、敵が倒れました。 かごめ 「あなた、すごいわ!」 七宝 「すごいぞ!うさぎ!」 かごめ・珊瑚 「「えっ?うさぎちゃんなの?」」 セーラームーン 「(汗)」 セーラームーンはうさぎに戻りました。 うさぎ 「本当は、秘密なんだけど…」 犬夜叉 「どういうこった~! 詳しく説明しろ!」 かごめ 「犬夜叉…(汗)」 うさぎ 「はい… 私の前世は、月のプリンセス、プリンセス・セレニティーだったの。」 かごめ 「うさぎちゃんが、プリンセス?」 犬夜叉 「おいっ! “プリンセス”ってなんだ?」 かごめ 「お姫様のことよ。」 うさぎ 「ええ… そして、未来の…つまり、遠い未来のネオ・クイーン・セレニティーなの。」 珊瑚 「かごめちゃん…“クイーン”って、何?」 かごめ 「お妃のことよ。」 うさぎ 「はい。 あのね…前世ではね…私は月から見る地球が一番好きだったの…なんだかすごく、綺麗でね…そこで、恋をみつけたわ。相手わね…今の彼氏なのよ。」 かごめ 「そうなの?」 うさぎ 「ええ。でも…幸せな日々は続かなかったわ。 地球の敵が月に侵略してきて、月の王国は一気に滅んでしまったの。そして、私たちも死んだわ。だけどね…クイーン・セレニティー…つまり、私の前世のママがね、幻の銀水晶で、私たちを地球に転生させてくれたのよ。そして、私たちは地球に新しい命を授かり、幸せに暮らしていったわ。」 かごめ 「そうなんだ…悲しかったね。 でも、幸せに暮らせて良かったね。」 うさぎ 「うん! あっ…でも…中学2年生の時に、また敵が現れて…私は、ルナの力を借りて、セーラームーンとして目覚めたわ。そして、思いがけないところで幻の銀水晶が蘇ってきたの… 幻の銀水晶は、私の涙で出来たものなのよ。」 弥勒 「さっきから、気になっていたのですが、“幻の銀水晶”とやらはどういうもので?」 うさぎ 「幻の銀水晶は、これのことです。」
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