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―犬夜叉達―
朝が来ました。
かごめ
「うさぎちゃん…
朝よ。もう、出発するわよ!」
うさぎ
「後…5分…」
かごめ
「もう!うさぎちゃんったら…」
珊瑚
「無理はないよ。
うさぎちゃんにとっては野宿するのが初めてだから、きっと疲れたのよ。」
かごめ
「そうね…
なんとかしてあげたいよね。」
そして、うさぎが起きました。
かごめ
「起きた?」
うさぎ
「…あっ!ごめんなさい。あたし…」
珊瑚
「いいんだよ(^^)
疲れてたんでしょ?」
うさぎ
「ごめんなさい!
もう、行きますよね!?
すぐ、支度します!」
うさぎが支度した後、また旅に出かけました。
しばらく、歩いていると…
かごめ
「誰かが、走ってくるわ!」
みんなは、遠くから走ってくる人を見ました。
その人は、だんだんうさぎ達に近づいて来ました。
犬夜叉
「敵か!?」
犬夜叉は、鉄砕牙を抜きました。そこで、うさぎが止めました。
うさぎ
「待って!」
犬夜叉
「何でい!?」
うさぎ
「あの人…
まもちゃん!」
衛
「…うさこ…」
ガクッ!!
うさぎは、倒れた衛を支えました。
うさぎ
「まもちゃん!無事で良かったよ(涙)」
衛
「うさこ…」
うさぎ
「!!み、みんなは!?」
衛「みんなは、奈落の屋敷にいる。」
うさぎ
「本当!?」
衛
「ああ…みんな、無事だ。」
うさぎ
「良かった…」
そこで、犬夜叉が近づいて来て、衛の胸を掴みました。
犬夜叉
「奈落のお城はどこにあるんだ!?」
衛
「えっ?」
犬夜叉
「奈落のお城はどこにあるのかって聞いてんだよ!」
かごめ
「い、犬夜叉(汗)」
犬夜叉
「さっさと答えろ!」
衛
「あなたたちは…」
かごめ
「ごめんなさい。
私たちも、奈落のお城を探しているのよ。」
衛
「分からない。」
犬夜叉
「何だと!?テメエ!いい加減なことを言ってんじゃねぇ~!」
衛
「本当に分からないんだ。
あなたたちに会う前、走ってきたけど…振り向いた時には、もう、城は消えてたんだ。」
うさぎ
「そ…そんな…」
かごめ
「あった場所も覚えてないんですか?」
衛
「ああ…」
弥勒
「どうやって、探し出せばいいんだ…」
うさぎ
「一つだけ、方法があるわ。」
かごめ
「何?」
うさぎ
「銀水晶を使うのよ。」
衛
「ダメだ!」
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