88人が本棚に入れています
本棚に追加
/54ページ
うさぎ
「でも、こうするしか方法がないわ。」
衛
「しかし…うさこ、銀水晶を使ったら…」
うさぎ
「大丈夫よ。
私を信じて?」
衛
「うさこ…
分かった!」
うさぎ
「まもちゃん…」
うさぎはブローチから銀水晶を取り出しました。
うさぎ
(お願い…銀水晶、まもちゃんがいたところまで私たちを連れってて…)
銀水晶は光り出して、うさぎ達を包みました。
うさぎ
「まもちゃん、ここなの?」
衛
「多分。」
うさぎ
「そう…」
フラ…
衛
「うさこ!」
衛は、倒れそうになったうさぎを抑えました。
かごめ・珊瑚
「「うさぎちゃん!?」」
うさぎ
「大丈夫だよ…久しぶりに銀水晶を使ったから、ちょっと疲れただけ…」
その時、妖怪が出て来ました。
犬夜叉
「けっ!出てきやがったな!」
妖怪
「銀水晶をよこせ!」
うさぎ
「そんなこと…させるもんですか…
ムーン…」
フラ…
かごめ
「うさぎちゃん!
そんな身体じゃ、無理よ!」
うさぎ
「でも…」
弥勒
「うさぎ様は休まれた方がいい!
私たちがなんとかしてみます!
かごめ様と珊瑚は、うさぎ様のそばについていなさい!」
かごめ
「分かったわ!」
衛
「うさこ…大丈夫か?」
うさぎ
「うん…」
衛
「お前は、俺が守る!
だから、ここで休んでろ!」
うさぎ
「まもちゃん…ありがとう…」
衛は、タキシード仮面に変身して戦いました。
犬夜叉
「風の傷!」
珊瑚
「飛来骨!
法師様!今だ!」
弥勒
「分かった!
風穴!」
妖怪は倒れました。
かごめ
「やったー!」
犬夜叉
「けっ!あの、妖怪は弱いぜ!」
そして、地面が揺れ始めました。
かごめ
「な、何!?」
七宝
「地面が崩れてゆくぞ!」
珊瑚
「早く、ここから出なければ!」
弥勒
「しかし、どうやって…」
うさぎが銀水晶を出しました。
衛
「うさこ!止めてくれ!銀水晶を使ったら、今度こそ死ぬぞ!」
かごめ
「だ、ダメ!」
うさぎ
「大丈夫よ…あたし…みんなを助けるまで死なないわ…」
(ルナのところへ…)
銀水晶は光り出し、再びうさぎ達を包んで楓ばあちゃんの家に連れて行きました。
かごめ
「ここは…楓ばあちゃんの家だわ!!」
うさぎ
「戻って来れたんだ…」
ドサッ
衛
「うさこ!」
最初のコメントを投稿しよう!