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「おい、セツナ聞いたか?」
教室に戻るなり、眼鏡を掛けたイケメン野郎が話しかけてきた。
「なにを」
俺はコイツが苦手だった。
なんせコイツはこの学校の首席。
そして俺は次席。
ある意味ライバルみたいなもんだ。
「今度、銀河の妖精がライブをするってさ」
俺は思わず頭が痛くなった。
どいつもこいつも、銀河の妖精銀河の妖精って…。
「おいどうしたんだよセツナ」
「なんでもない」
俺は黙りを決め込んで自分の席に着いた。
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