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「未来が嫌がってんのに無理矢理とか超ムカつくんですけど!!」
「だよね?!私、嫌って言ってんのにさぁ…」
靴箱でかばんにキーホルダーが無いことに気づいた。
「…また落とした…」
「また?もー、ここで待ってるから早く行ってきなさい!!」
「ごめん!!」
道を辿ると教室の前であっさり見つかった。
「良かった…。……」
(誰も居ない教室…)
未来には悪いけど…
(超見たい!!!)
えへ、と笑ってドアを開くと私の隣の席に誰かが眠っていた。
「…え…誰…」
顔が見たくて近づいてみる。
(わっ…カッコいい…)
「……」
「…ん…」
(やばっ!!起きた!!)
私はダッシュでその場から逃げ…ようとした
「おい」
「!!」
「盗み見かよ」
「べ…別にそんなつもりじゃないし!!」
「ん?お前…朝の…」
「わ…私、あなたとは初対面なんですけどっ」
「は?」
(人違いで勘違いなんてされたら嫌だ!!)
「春-?」
瞬間、私の真後ろのドアが開いた。そこには…
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