第2章

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「ねぇ聞いてよ歌乃~!!」 私が走って未来の元へ行くと、メロメロ顔の未来が待っていた。 「亮太くんが挨拶してくれたのぉー♪」 正直、何でそんなに嬉しいのかわからない。 「…良かったね」 「うんっ」 (まぁ未来が幸せそうだからいいや) 「今度ペットショップ行かない?」 「いいよー」 まだ明るい日差しを浴びながら、二人で坂を歩く。 「フードが無くなりそうなんだよね」 「もふちゃんに会いたい」 もふちゃんとは、私が買っている仔犬。 種類はスピッツ。 「会いに来てよ。もふも喜ぶから」 「うん♪じゃあ今度行く」 未来とは近くのゲームセンターで遊んでから、わかれた。
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