第1章

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「未来…見て。桜の木」 「わっ!!綺麗~」 すると横で知らない女の子達が話す。 「ねぇ知ってる?桜の木の伝説!!」 「何それー」 「あそこの木の下で告白して上手くいったカップルは永遠に別れないんだって!!」 (へー…。そんな伝説あったんだ。まぁベタな伝説だこと) 「歌乃どうしたの?」 「ん?あ、ごめん。行こ」 「伝説、気になる?」 「全然!!」 「やっぱ歌乃だねぇ」 「どういう意味よ」 笑いながら体育館に入ると、綺麗に並べられたパイプ椅子があった。
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