始まり

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ある国の城で王と三人目の妃が男の双子を産んだ。 しかし産まれた双子の赤ちゃんはとても奇妙な髪と目をしていた。 片割れの赤ちゃんは赤い髪をし右目が赤、左目が青。もう一つの片割れの赤ちゃんは青い髪をし右目が青、左目が赤くまるで分け合っているような瞳。 とても異形で気持ち悪い双子の赤ちゃん。 そんな双子の赤ちゃんは父である王様から気味悪がられ、兄弟達から殴られるのが当たり前になっていた。 そして、双子を産んだ三人目の妃は病んでベッドに寝込んだ。 三人目の妃は双子を見る度々泣き。口癖の様に「お前達なんて産まなきゃ良かった。その気持ち悪い目で私を見ないで。」と双子に言った。
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