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医者はゆっくりと後退りした。獣が医者にしゃべった。
獣「近づくな。この子達に少しでも触れれば噛み殺す。」
医者は更に驚いた。獣が人の言葉を話したからだ。
医者「私は何もしない。ただこの子達を助けたいだけだ。」
獣は身体を低くし唸りながら言った。
獣「信じられるか!」
双子の赤い髪をした方が話しだした。
赤「ダメだよ殺したら。」
青い髪の方も口をあけて話した。
青「そうだよ。まだこの人は僕達に悪い事してない。」
なんの感情もない声で双子は獣を止める。
獣「しかし。」
双子が同時に獣の名前を言った。
双子「フォーダメだよ。」
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