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私は思っていたより大きな声を出してしまっていたみたいで、みんながこっちを見ていた
その中には、当然だけどあの彼も居て…
目が合いそうになって、私は慌てて俯いた
は、恥ずかしい!きっと顔真っ赤だよ…
「もしかして、図星?な~んてね」
「ち、違うよ!もぅ…」
「ごめんごめん!
ほんとミウは可愛いなぁ」
リカは、あはは、と笑っていた
考え事をしていると時間が経つのは早いって言葉通り、講義はあっという間に終わってしまった
彼が友達と話しながら教室を出ていくのを、私はぼんやりと眺めていた
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