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「は…?」
カタンと音をたてて、私の手からシャーペンが落ちた
お昼過ぎの図書館
リカと勉強をするためってのもあるけど、昨日の話もするために、人の少ないこの場所を選んだ
大学の中にある小さな図書館だから、利用する人は少なく、今もシンとしている
「だから!好かれてるんじゃないの?」
リカが私の手から落ちたシャーペンを拾いながら、同じ言葉を告げる
「ミウの話聞く限りじゃ、その可能性は高いと思うよ?」
「まっさかー…」
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