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私の家の方向へ、並んで歩いている
なんだか不思議な感じ…
「家はこっちなんですか?」
「うん。
あ、自転車ひこうか?」
「いえ、大丈夫です」
「もっと人を頼ればいいのに」
彼は少し微笑んだ
だけど、直視することはできなくて、視線を前へ向ける
「ワカさんいくつ?」
「いくつに見えますか?」
「うわ、質問返し」
あからさまに嫌そうなする彼
やっぱり中身は子供っぽい
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