第一章

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「おっさん…。」 「それに、まだ生きられるようなら、わしはここにはおらんわい。」 そうだよな…生きれるんなら自分で光秀を討てる……って……あれ……??これもしかして…… 「…俺に光秀を討てと…?」 「まあ簡単に言えばそういうことになる。」 おい……勘弁してくれよ…俺は健全な高校生だぜ…? いきなり人殺すって…。俺は呆れてものも言えない。 「無茶な事であるとは分かっている。だが、今!おぬしが光秀を討たねばならぬのだ! このままでは…頼む!この通りだ!!」 おっさんはそう言うとその場に座り、土下座をした。 「お…おい…頭上げろって…。」 俺はどうしていいか分からず、おろおろする。 年上に、それも信長に頭下げさせてる俺って…。 「~~!!あ~もう分かった!!俺にできることならやるからよ…。」
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