大好きな君に想う言葉

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数年ぶりに入った幼なじみの家は、家具の配置とか、雰囲気とかは色々変わってはいたけど なんか懐かしい匂いがした……。玄関に入った時、ふわっと私を包んで泣かせようとした ご飯作る時は緊張したなぁ……。体はキッチンに向いてたけどね 気持ちは蝶に向いてたよ 蝶今何してるかな…… 私の事少しでも気にかけてくれてるかな…… 何か話したいけど、距離が…… あの日は蝶から色々話かけてくれてたよね。凄く気をつかってくれて、嬉しかったよ でも私ったら照れ臭くて……少しでも親しげなろうと頑張ってる蝶に 素直に返事を返せなかった……本当、バカだよね ご飯を食べて、ちょっとお話も出来て、食器をキッチンに運ぶときにお互いに気を効かせあってあたふたしてたら ……ガバッて蝶が私に乗っかってきた あの時、小さかった頃には感じた事のないものを蝶に感じた 体がただ当たってるだけなのに……心臓がドキドキして飛び出そうで 蝶の男の子の部分をちゃんと肌で感じた 友達の女の子達よりも大きくてちょっと筋肉質な体。暖かい体温を肌で感じて 鼻と鼻がくっついちゃうくらい近い顔の距離…… 優しくて爽やかな、ちょっと懐かしい蝶の匂い もう、一人の男の子としてしか見れなかった…… 幼なじみの小さかった男の子が、一人の男子になっててドキドキして 私はこの人にずっと恋してたんだって実感した日
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