大好きな君に想う言葉

11/13
14056人が本棚に入れています
本棚に追加
/135ページ
好きな人と体が密着しちゃうとこんなにもドキドキして、恥ずかしいし、直ぐに離れたかった でも……ちょっと嬉しくなっちゃう私もそこには居て 嬉しかったし、恥ずかしかったし、不安だったし、多少怖くもあって。色んな感情が一瞬で沸き上がった 蝶が「ごめん……」ってどいてくれるまで、じっーと蝶の目を潤んだ目で見つめる事しか出来なかった 私は何も言わずに直ぐに蝶から離れて、隠れて顔を真っ赤にしてた 蝶にあんな事されちゃった!どうしよう、気まずい!もう顔見れない、帰りたい! 少しして落ち着くと、蝶の事を考えた 蝶は今どんな反応してるのかな……?と、気になったり あんな事があっても実はまだ蝶とお喋りしたかったり。私の気持ちはいつも矛盾してた どうしても蝶が今どんな顔してるか、見たかったから、キッチンからゆっくり顔出して覗いてみると…… 蝶も頭だけだして私と全く同じ事してて、目が合っちゃって。私直ぐに頭を引っ込めて隠れて。無かった事にしちゃった 気まずさはハンパじゃなかったなぁ もぅ……同じ事しないでよ、バカ!って何回も頭の中で嘆いて。でも、同時に凄く嬉しくて 蝶……私の事好きだったりしないのかな そしたらきっと両思いなのに……とか淡い期待を胸に膨らませちゃって 蝶はきっと鈍感だと思うし、私はきっと表面上は少し冷たく見られてるかもしれないから、どっちにしたって私の思いには気がつかないよねって思ってて 蝶が私の事を幼なじみとして、どう思っているのか、凄く気になってた
/135ページ

最初のコメントを投稿しよう!