餌前の犬

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そう。花は痩せている割に程よく胸も大きく、意外にスタイルが良い もちろん、そんな花の胸を故意に直接触れた事は無く、今までの俺は事故的なラッキースケベ展開だけである それでいて感じた感想は…… や、柔らかい……。この一言に尽きる いや、なんだ誰なんだ。俺 そんな事を考えていると、花が耳元で恥ずかしそうに呟いた 「ぃ、いつもはそーいう事言わないくせに!ど、どーしてこういう時は……」 後半声が小さく消えていって良く聞こえなかった 「ん~……ふ、雰囲気?」 な、何言ってんだ俺。確かに雰囲気はなんかエッチだけども 「ふ、雰囲気……?」 「ん……そう」 しばらく空白の時間があり、花は体を起こして、俺の胸に手を置いた。凄くエロい気分だった な、なんか見たことあるな、このシチュエーションなんだっけ…… き、騎乗位……これAVとかの……! や、やべぇ!ほんとにエロい! 「じ、じゃあ……蝶のココが……こんな風になってるのも……ふ、雰囲気なの?」 「え?」 なんだか今、花の口から凄いらしくない言葉が聞こえて一瞬動揺した 「花……?」 「……き、気付いてるよ。今まで言わなかったけど、蝶とくっついたりする時……いっつもなんか硬いのが当たるもん。ただ……恥ずかしかったから、言わなかっただけ」 少しづつ心臓の音が高鳴り、少し毛穴から汗が生まれた 「……い、今……ぇ、エッチな……感じっ、なんでしょ?」 耳まで真っ赤な顔で、ちょっと震えた声で、ぎゅっと俺の服を指で掴んで、目を力一杯つむった花からそんな事を言われた 俺はそんな花に目を奪われながら、視界の端でさっきのドタバタで倒れていた花の鞄からコンドームの箱が出ているのを見た
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