餌前の犬

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花の柔らかくて暖かい身体を直で感じ、俺は股間が熱くなる は、花…… でも、どうなってる? 花の鞄から何であんなもんが…… あっ、てか、俺も箱で買った奴……閉まってねーじゃん、やべ いや、違くて……、あれ、頭真っ白……?今俺どうすりゃいいの?やべ、全然わかんない 「……ぁ、あんまそーゆー事言うなよ、女の子だろ」 「……ご、誤魔化さないで!……こ、子供扱いしないでよ」 しらっとした表情でそう伝えると、花はちょっとムキになった 「……蝶はさ、私と二人っきりで一緒に居てさ……その、どう?」 俺の腹辺りに手を乗せて、顔を俯けながら続けた。 てか、この体制維持すんの、なんかアレなんですけど……俺のブツが花のお尻にぶつかってますぅ。ヤバイっすぅ 「どう?……ってそりゃ、楽しいよ」 「それだけ?……私とチューしたいとか思う?」 「へ?……思うよ」 イマイチ何を言いたいのか分からなかった。チューならさっきから何回かしてるし てか今はそんな事よりもっと凄い事が俺の頭の中を巡っていた コンドーム=避妊=エッチ の方程式が出来上がっていた 「チューしたいなら……好きって事だよね……」 「そりゃもちろん。何を今更」 花の耳がまた少しずつ赤く染まっていく。恥ずかしい言葉を自分の口から出そうとしているのだ もしかして……花は、今日のこのお泊りで……ま、まさか! いや、まさか!そのまさか?まさか!え、まさかなの?まさか!まさか!マッサーカー? 「わ、私と……あの、アレ……ぇ、えっちな……その、事をしたいなあとか……その、思ったり……す、するのかなぁ……なんて」 「んうぇ?」 あまりの衝撃に変な返事返す俺。少し考える。空白の時間ぎ過ぎる 「……ぉ、俺は」 「ゃ、ぁ、その……ま、間違えちゃった!あの……なんでもない……ですっ、さ、さようなら!」 俺の言葉を途中で遮り、顔を真っ赤っかにして身体から離れ、ドタドタと居間を出て行った 間違えたって さようならって そのトンチンカンの言葉に花が凄く緊張していて、テンパっているのを感じた でも、それは俺も同じだよ。花
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