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……部屋で一人
私はぼーっと蝶のベットに座っていた
……てゆーかさっきのある意味はぐらかされちゃったな
ふふ、誤魔化すの上手なんだね
そんな事を考えながらも、私は心臓がドキドキしていた
……お風呂か
恋人同士で一緒にお風呂に入るのって、どうなんだろう……話には聞いたことがあるけど
ほんとに皆そんな事やってるのかな……蝶とは子供の時は良く一緒に入ってたけど
楽しかったなぁ……頭洗いっことか。体洗いっことか
なんか変な二人だけのルールみたいのもあったな。変なの
……なんでだろう
子供の時に日常的にやっていた事が大人になるとしなくなっちゃうのは
小さかった子供の時よりも、今は恋人っていう新しい立場があるのにどうしてやることが減るのかな？
ちょっと考えてみる
……や、やってみようかな
と、一瞬頭を過ぎったけど、私は直ぐに頭の中の想像を振り払った
私……まだ蝶には裸だって見せてないもん。ムリ！
は、裸って……そんな、もう、やめて私！なんか私が裸見せたいみたいじゃん！ち、違うし！
妄想し始める出来事を有耶無耶にしながら、はっとある事に気付いた
あ、でもお背中流します。みたいのなら良いかも……それなら出来そう！
そう思った時には、座っているベットから、もう立ち上がっていた
そうだよ。今日は普段じゃあんまりやらない様な事をするの！
任せて蝶の背中は私が洗ってあげるから！
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