メシアは突然に

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「にぃ~朝だよー!」 清清しいのか良く分からないが、とにかく少し暑さを感じ出した朝。 いつもと同じく俺はあいつの声を聞いた。 「にぃ~って、あれ?もう起きてたの?」 「あぁ、おはよ」 俺の部屋のドアを開けて、俺が起きていたことを確認した瞬間、少し寂しそうな顔をしているのは俺の妹 名前を 維崎 音羽だ。 「な~んだ、せっかく旧ザクばりのショルダーアタックを決めようと思ったのに・・・」 「はいはい、朝からそういうネタはよそうね・・・」 朝から俺はサンドバックか何かですか?という疑問はさて置いて・・・ ちなみに自己紹介をしておくと、俺の名前は 維崎 遼一。 ごく普通の高校生・・・・・まぁ、一部を除けばの話だが・・・
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